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情報工学実験II ホームページ

概要

このページは,以下の学生をおもな対象とし2020年度から開講されている「情報工学実験II」の,2023年度版のホームページです.

  • 愛媛大学工学部工学科コンピュータ科学コース
  • 愛媛大学工学部情報工学科

本実験は,これまでに開講されてきた「Cプログラミング演習」「Cプログラミング言語」の内容を受講生が理解できているという前提のもとに構成されています. くわえて「データ構造とアルゴリズム」の演習も兼ねた内容になっています.

それらの科目の復習,および実験内容の予習をしっかりやっておかないと,ついていけなくなる恐れがあります.

それらの科目のテキスト,本実験のテキストにくわえて,本ホームページをよく読んでおきましょう.

愛媛大学工学部情報工学科の受講生は,2019年度までの「情報工学実験I」が,2020年度以降は「情報工学実験I」と「情報工学実験II」とに分離しており,両方 の単位をとる必要がある点に注意しましょう.

2023年度の開講時限は,2022年度までの「3・4時限目」ではなく「4・5時限目」となっています.
また,演習室へ各自のノートパソコンを持参することを忘れないようにしましょう.

連絡事項

担当教員

担当教員および連絡先は以下になります.

教員名 居室 メールアドレス
甲斐 博 工学部4号館7階705号室
稲元 勉 工学部5号館10階10-2号室

実験内容やレポートについて不明な点があれば,居室を訪れたりメールを送ったりしましょう.

とくに,少しでも成績をあげたい人やレポートの受理状況に不安がある人は,積極的にコンタクトをとることを推奨します.

レポート等の提出について

本実験では,題目ごとに,以下のレポートおよび3種類のファイルを提出してもらいます.

  1. レポート: 題目ごとに配布する表紙を用いて,印刷して紙媒体としてチェック担当教員へ提出します. ソースコードをレポートの付録とすることを忘れないようにしましょう.
  2. ソースコード: ほかの受講生とソースコードが似ている場合のチェックなどに使用します. レポートの付録に加えて,単体の (コンパイルできる) ファイルとして提出してもらいます.
  3. ソースコードの形式的チェック結果を示すスクリーンショット:
    1. ソースコードを scan-build コマンドを介してコンパイルした結果を示すスクリーンショット.
    2. ソースコードをコンパイルして作成したプログラムを valgrind コマンド内で実行した結果を示すスクリーンショット.

なお,scan-build, valgrind というコマンドは,情報系教育コースで用意されている演習用のサーバ (sshg.cs.ehime-u.ac.jp) へSSH接続すれば利用可能です.
SSH接続については このページ を参照しましょう. 上述の必要ファイル2, 3-1, 3-2 を作成するための操作等については このページ を参照しましょう.

レポートには提出期限があります.仮に未完成であっても提出してください. 未完成の場合,再提出(差し戻し)にはなりますが,その時点でできている 範囲に間違いがないかチェックしますので,いったん提出する意味はあります.

「まだ完成していないので提出できない(したくない)」 という場合もあると思いますが,自分の都合で提出期限を先送りにはできません.実験ではレポート が試験の代わりです.「レポートを出さないのは試験を欠席するに等しい」ことを認識しておきましょう.

スクリーンショットが提出されていない場合やスクリーンショットからソースコードに問題があると明らかな場合,(原則として) レポートは中身をチェック せずに返却されます

scan-buildvalgrind で問題が報告されるソースコードを,それらの問題が報告されないよう修正することが,最初は難しいかもしれません.そのよう な場合,このページ を調べたり,教員や TA に質問するようにしましょう.教員や TA に質問しにくい場合は,まわりの受講生に聞いてみましょう.
どのように対応するにしろ,1人で悩みこんでしまうのは避けましょう.

実施教室

本実験は,本来的には情報工学科/コンピュータ科学コース/応用情報工学コースの学生が使用する演習室にて行います.この演習室とは,工学部本館7階の705・ 706号室です.

演習室にて着席する際は,教員・TA の移動が容易となるよう,西に向かって(窓側が右になって)座る座席で実験して下さい.それ以外の座席指定は特にあり ません.

演習室に備え付けの計算機はありません.
各自のノートパソコンを持参し,演習室のネットワークへ接続するための設定を,このページ を参照して終えておくようにしましょう.
なお,接続方法には無線と有線がありますが,両方の設定を行い,デフォルトでは有線接続を使用することを推奨します.

レポートの提出期限

2023年度のレポートの提出期限は以下になります.

実施回 題目番号 題目名 授業実施日 レポート提出期限 備考
1 1 準備 2023年12月7日 12月14日 15:00 SSH接続等の演習を兼ねます
2 2 リスト 2023年12月14日 12月21日 15:00
3 3 スタック 2023年12月21日 2024年1月11日 15:00 12/28, 1/4 は冬季休業中となります
4 1, 2, 3 これまでの報告書の修正 2024年1月11日 2024年1月18日 1月18日には題目1, 2, 3 のレポートが受理されるよう,修正しましょう
5 4 ソーティング 2024年1月18日 1月25日 15:00 原則として,1月18日以降,題目1, 2, 3のレポートは受理しません
6 5 ハッシュ 2024年1月25日 2月1日 15:00
7 6 木構造 2024年2月1日 2024年2月8日 15:00
8 4, 5, 6 これまでの報告書の修正 2024年2月8日 2024年2月15日 これ以降, いかなるレポートも受理しません

レポートのチェック担当者

受講生がレポートの返却を待っている時間を減らすため,<レポートの実験題目番号, 学生証番号の下1桁の数字> に応じて,レポートをチェックする教員を原則 として以下のように定めます.

題目番号 下1桁が偶数 下1桁が奇数
1 甲斐教員 稲元教員
2 稲元教員 甲斐教員
3 甲斐教員 稲元教員
4 稲元教員 甲斐教員
5 甲斐教員 稲元教員
6 稲元教員 甲斐教員

例えば,「学生証番号が 2345678A」である受講生が「実験題目番号 2」のレポートを提出したとき,チェックを担当する教員は稲元となります.

ヒント等

各題目のヒント (実験すべき事柄,ソースコードのひな型,処理対象データなど) を,このページ から確認しておきましょう.

FAQ

不明な点は過去に質問があり,教員が回答済みかもしれません.まずは FAQ をチェックしてみましょう.